採用情報クロストーク 
マネージャー×若手社員

就活生を悩ませるES
新卒二年目と一緒に、
「伝わるES」について紐解いてみました。

総務部
人事グループ
マネージャー 岸

コミュニケーションデザイン局
クリエイティブ部
A.Y.(2021年新卒入社)

「伝わるES」に必要なのは、
よく相手を意識すること

今日は就職活動をしていた当時のことを振り返ってもらいます。広告業界を志した理由やESについて教えてもらえますか?

A.Y.大好きなアニメや映画をもっと世の中に広めたいと思い、広告の世界を志望しました。ESは、同時期に多くの会社に提出する必要があったため大変でした。
今だから分かることですが、伝えるべき相手のことを考える余裕もなく、全ての応募企業に自分がよく見えるように作っていました。

全ての企業に通じるESだと、明確に志望する理由も書けず、自分らしさを表現することは難しかったのではないでしょうか?

A.Y.そうなんです…。なかなか思うようにいかなくて…。
「伝える」ことの大前提である、相手を意識して書くことができず、似通った文章になってしまったことが原因だと感じています。

人事が明かす、
驚きの採用の裏側とは?

A.Y.今、私が所属しているのは「人に伝える言葉」の専門部門というのもあり、伝える相手を意識することの大切さが最近身に染みて分かってきました。
当時の私のESを見ると、やはり相手の目線に立つことや言葉に対する意識が足りないな、と感じます。実際に、人事の方はどんな方法でESを見ているのですか?

実は、二段階でESを見ているんです。
最初の段階では、膨大な量のESを見ていくため、びっくりするかもしれませんがExcelのデータ上で文章の構造を中心に見ていきます。そして、次の段階でやっと内容にフォーカスしていきます。

A.Y.ええっ!?まずはデータ上で確認されるんですね!

そうなんです。データ上で見るのには、実はきちんと理由があって。パッと見た時に、文章の構造が一目瞭然なんですよね。
ここで目に留まるESの特徴としては、「結論が先で文章形式が読みやすい」「記号による強調、箇条書等の工夫がある」「端的な表現、適度な文章量で伝えたい事が分かりやすい」とかですかね。

A.Y.内容については、具体的にどのような点を重視しているものなのでしょうか?

多くの方はESに学校生活やアルバイト活動での成果といった結果のみを記載していました。もちろん、結果も重視はしますが、それよりも「なぜ」その経験に熱中し、真剣に、楽しんで取り組めたかという向き合い方や考え方が大切だと考えています。
これは仕事にも通じることで、入社後に任された仕事に対して純粋に興味を持てる、或いは、楽しんで取り組める方は必ず成長します。まさに「好きこそ物の上手なれ」で、興味ある仕事は自発的に学ぶことができ、プライベートからも仕事の企画や表現の発見を得ることも多いようです。 学生の皆さんの能力は多様です。入社後の成長力には大いに期待していますし、既に動画やSNSなどのデジタル領域でビジネスに活用できる知識がある学生も多いと感じています。
しかし、ESや面接で、応募者の能力全てを理解することは残念ながら難しいです。そこで、志望動機やアイプラネットで実現したいリアルな夢や仕事を、誰にも負けない経験や自分ならではの考え方を通して、アピールしていただきたいです。我々が皆さんの才能に気づき、仕事をしている姿を解像度高くイメージすることができます。

興味を持ち、
理解しようとする姿勢を評価したい

A.Y.ESの作成にあたってテーマを選ぶことは重要ですよね。テーマ選びのコツってあるのでしょうか?

一例ですが、当社が総合広告代理店、三菱電機の案件が多いという特徴を捉えてテーマを設定してもらうと理解しやすいですね。

A.Y.私の場合、面接前に当社のクライアントである三菱電機の公式YouTubeチャンネルを全て観て臨みましたが、もし私がアイプラネットの担当していない案件の話をしてしまったら、それは他社の案件だから的外れという評価をされてしまわないかと不安だったのです。

それは心配ないですよ。もちろん、三菱電機のコミュニケーション全てを当社が担当しているわけではありませんが、担当以外のものであっても、当社のクライアントである三菱電機に興味を抱いてもらえたこと、そして行動に移したことはプラス評価です。学生の皆さんが関心をもった内容について具体的に知りたいですし、それ以上にその理由や、皆さんだったらどのように伝えていくかのアイデアに興味があります。
ESでも面接でも学生”ならでは”の考え方や当社を理解するために調べてくれたことで、評価が下がることはまずあり得ません。
学生の皆さんと当社がお互いを知るフェアな場であることを心掛けていますし、高く評価するポイントにしています。

所属部署、内容は取材当時のものです。
(2022年4月取材)

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