採用情報クロストーク 
採用担当×若手社員

新卒2年目が語る就職活動
当社面接の本質に迫ります。

総務部 人事グループ
田中

コミュニケーションデザイン局
イベントプロデュース部
Y.M.(2021年新卒入社)

メディア局
インタラクティブメディア部
K.N.(2021年新卒入社)

アイプラネットの最終面接とは

田中4回にわたり連載してきたクロストークですが、今回は当社の選考について、最終面接の話を中心に、二年目の社員にお聞きしたいと思います。まずお二人はどのような就職活動をされていたのですか?

Y.M.私は大学時代のサークル(パフォーマンスサークル)の経験から、もともとイベントに関わる仕事への興味関心が強かったので、広告代理店、PR会社、イベントプロダクションを中心に就職活動をしていました。

K.N.僕は雑誌が大好きで、最初は出版社を中心に就職活動をしていましたが、選考を受けていくうちに興味の枠が広がっていき、「そういえば雑誌には広告が入っているな……」というところから広告業界にもチャレンジしてみようと思い立ち、広告代理店にもエントリーしていました。

田中お二人とも自分の興味を軸に就職活動をされたのですね。ところで会社選びをする中で、面接で受けた印象は大きなポイントになると思いますが、いかがでしたか?ちなみに、当社の選考プロセスは、一次面接と二次面接がオンライン、最終面接は一転して役員4名との対面での面接です。印象に残っていることを教えてください。

Y.M.とても緊張したので、最終面接でどんな質問を受けたかはほとんど覚えていないんです(笑)。でも、アイプラネットの役員の皆さんはESを事前によく読み込んでくれた様子が伝わってきて、とても好感を持ったことは印象に残っています。あと、これはコロナ禍ならではですが、役員の皆さんが全員マスクをしていたので、表情やリアクションがわかりにくかった記憶があります。

K.N.僕も同じく緊張しましたが、アイプラネットの面接は、一問一答の面接というよりも「会話」のようでした。本音に近い志望動機を伝えることができましたし、最終面接では意気込みや自分らしさを笑顔でアピールすることができたと思っています。

田中役員の皆さんも最終面接には大きな期待を持って臨んでいます。学生の皆さんがこれまでに取り組んできたことを理解するとともに、入社後の活躍をイメージします。そこで特に着目するのは自分の想いや考えをきちんと伝えられるかといった基本的なコミュニケーション力です。当社の仕事はクライアントをはじめ、社内・社外を問わず多くの人と関わるため、コミュニケーション力は入社後にもとても重要になってきます。緊張するとは思いますが、最終面接では学生の皆さんが持つ力を最大限に発揮できるよう、しっかりと準備をして臨んでください。

最後の「ひと押し」が
合格を勝ち取る!?

田中最終面接での役員からの質問は意外にもベーシックなものが中心です。一次面接や二次面接では、皆さんの実力や詳しいご経験を確認する質問が中心だったと思いますが、最終面接では、シンプルに「なぜ当社なのか?当社で何を成したいのか?」といった根源的な質問をさせていただきます。皆さんは過去の体験やご自身で調べた情報、一次面接官や二次面接官との会話などを通して何かしらピンときたものがあったからこそアイプラネットを選び、最終面接まで残ってくれていたのだと思います。それが何なのかを明らかにし、伝えることが重要です。苦しいかもしれませんが改めて自分と向き合い考え抜くしかありません。

K.N.僕は三菱電機のIR情報を見て工場の生産を自動化するFA(Factory Automation)事業に興味を持ち、この事業を広告の側面から支援したいと考えました。僕の周りには工場で働いている友人がたくさんいるのですが、広告を通じて、ものづくりに携わる人たちの仕事に貢献できるのではないかと。今思えば、こういった想いとアイプラネットの仕事を関連付けてうまく伝えられたのかもしれません。また、図書館で様々なメディアを見ている中で、アイプラネットが「日本BtoB広告賞」を受賞していたことを知り、これについても自分なりに調べて消化したことや感じたことをエピソードとしてお話したところ、会話が弾んだことが印象に残っています。

Y.M.私は、アイプラネットが運営している三菱電機のイベントスクエアMEToA GINZAへ実際に足を運びました。そこで感じた良い点、改善点を考えるうちに感じたワクワク感が、学生時代のサークルでの経験と重なって、素直にこの会社で働いてみたいという気持ちになりました。面接ではそうしたエピソードを「ESの自己PRに記載した“行動力”を示したくてMEToA GINZAに行ってきました!」と伝えたところ明るい雰囲気で受け止めてくれました。

田中最終面接で重要なことは〝最後のひと押し″なんです。いまお二人が話してくれたことがまさにそれ。表面的な情報収集からだけでなく、自発的な行動を通して芽生えた「入社したい」という思い、そこに行きついた理由を自分の言葉で伝えてくれれば、必ず役員にも刺さりますね。素直に湧き出た「ここで働きたい」という思い、そこにいたるエピソードを最後のひと押しで伝えられたからこそ響いたんだと思います。

就職活動のWin-Winとは

K.N./Y.M.採用活動の最終局面について聞いてもいいですか?就活生の間では一般的に役員面接まで残ると、落ちることはない、人柄確認だけだ、というような「都市伝説」があるんですが(笑)、面接官の方が最終段階で特に気にかけている点はどんなところでしょうか?

田中一番注意しているのはミスマッチを防ぐことです。ミスマッチは何よりも学生さんと会社の双方にとってマイナスとなります。だからこそ学生の皆さんに最後は会社にお越しいただいて、実際に働いている人や働く場所を見てもらいたいと思います。ミスマッチを防ぐという観点から、これらはとても大切なことです。当社に入社されたらこの学生さんは幸せになれるのか、当社の業種業態にマッチし、いきいきと活躍してもらえるのか、が最終面接で特に気にかけるポイントですね。逆に、お二人の就活経験から、アイプラネットの面接を受ける学生の皆さんが意識しておくべきことなどがあれば最後にアドバイスをいただけますか。

Y.M.そうですね、入社すると実務を通じて先輩から多くのことを吸収するといった姿勢は大前提として、基礎的な知識は自ら学ぶということが求められます。それ以上に重要視されるのはクライアントと信頼関係を築き、日頃から意識的にニーズや課題を聞き出すことかなと思います。ひと言でいえば、「コミュニケーション力」ということになるのですが、これらをしっかり持っているか、或いは持てるように努力できるか、が大切なのでこういった姿勢を普段から持っておくといいと思います。

K.N.僕は、入社するまでは自分が思いついたアイディアをそのまま提案できると思っていたのですが、クライアントの成果に繋がらなければ何の意味も成さないといったことを痛感しています。クライアントの成果につながるものは何か?ということを常に意識して、アイディアを練り上げていくことが必要です。学生の時は自分がいいと思えばそれでよし、ということでもクライアントさんとのビジネスになるとそうはいきません。あくまで顧客のニーズや課題、困りごとをしっかり聞き出す姿勢、こうした「コミュニケーション力」「対話力」が求められるので、面接の場でもしっかりそういう力があることをアピールすると良いと思います。

田中そうですね、我々の仕事はまさに「コミュニケーション」で成り立っている業務ですから、確かにこういった能力は、一緒に仕事をしていく上での必須の能力ですね。こうした能力を向上させていく意識を持っていただける方であれば、「採用のミスマッチ」は起こらず、アイプラネットで活躍いただけると思います。まさに「Win-Win」になりますね。
本日はありがとうございました。

所属部署、内容は取材当時のものです。
(2022年6月取材)

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